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小原田の家+アトリエに住み始めてから、早3週間が経ちました。
家族もようやく新しい住まいでの生活のリズムがつかめてきた感じがします。
僕はというと以前の事務所に行ったり、新しい事務所で仕事したり行ったり来たりで、まだ何か落ちつきません。
仕事の環境が変わり、PCなどの設定なども慣れないせいか、まだ自然に身体にフィットしていないような感じです。
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一日を通して明るいLDK。
デッキテラスに続く高窓から雲の流れや空を行き交う鳥の姿などが見え、新しい楽しみが増えました。
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LDKにも使い慣れた家具なども置かれ、生活感が出てきました。
陽だまりの大きなベンチ出窓から町の風景が望めます。
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パートナーにもキッチンの使い心地が良く、明るく暖かい空間で作業ができ評判は上々。
下の娘も陽だまりのベビーベッドで『すやすや』よく眠ってくれます。
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長女の部屋。
勉強机や本棚、モビールなどもついて子供部屋らしくなってきました。
実は長女が一番早くこの家に馴染んだかも知れません。
最初は怖がっていたロフトベッドにも、初日からしっかり寝ていました。
また『この家楽しいね!』とお褒めの言葉も頂きました!
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1階の個室はまだ未使用です。
とりあえず家具と洋服などは置かれたものの、生活スペースとしてはまだこれからです。

3週間生活してみて、一日を通して光が色々な方向から入り明るく、窓を通して風景も感じられて気持ちが良いです。
蓄熱式のスラブヒーターも一日効いているため、室温約20℃以上と全体が温度差のない空間が実現できています。
今のところ、まずまずの生活環境が実現できたのではないかと思います。
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しばらく更新が途絶えていた『公園の見える家』は、今日から『やり方』が始まりました。
やり方とは、基礎工事に着手する前に、柱と壁の中心線、内壁や外壁面の水平位置などを標示するための仮設物のこと。
この標示となる目印と図面とを照らし合わせて、建物の大きさや基礎の高さなどが確認できます。
今日は天気もよく穏やかで、現場で図面をひろげて空間と内部から見える外の景色などをオーバーラップさせてイメージしてきました。
更新はしていませんでしたが現場の方は、隣地との高低差があるため、先行して土留めブロック工事が完了しています。
来週からは、基礎の配筋工事も始まり本格始動です!
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中に見える円形の物は、地盤改良として行った、柱状改良の頭です。
直径が60cmあり、地面下の支持層まで約4mほど埋まっています。
これで建物の不動沈下などを防ぎ、安定させます。
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縦長の建物のため、この時点で結構大きく感じます。
長いトンネル状のアプローチを抜けて広がる、公園を望む吹抜けの大空間がこの建物の魅力です。
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外部足場と仮囲いが外れ、小和滝の家が姿を現しました。
バックに控える山や林との関係から導かれた低く抑えたスケールと素材感が、周辺環境に程よく対峙しています。
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ライトグレーメタリックのフラットな金属の門型フレームに包まれた、ダークブラウン色で仕上げた板素材とのコントラストが深い陰影をさらに強調させ、裏山へのゲートのように佇んでいます。
手前阿武隈川の土手と並木に大きく開いた開口部と迫り出した外部デッキテラスが、この家の雰囲気を感じさせます。大開口部がスクリーンのように手前の木々を映しています。
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西側の阿武隈川の土手にめがけて片勾配の屋根としました。
凹み部分は構造用合板にキシラデコールで仕上げ、ボリューム感を出しつつ室内のプライバシーを考慮。
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裏側は山と建物に挟まれたプライベートガーデン。
人の目線を気にすることなく、物干しやバスタイムなどが楽しめます。
2階は子供スペースの横長窓(リボンウインドー)で裏山の風景をパノラマに切り取り、四季折々の風景を楽しめます。
室内から外を見ると、隣家の存在を外した開口部が自然の風景を見せ、大開口部を開け放つと川のせせらぎが耳を刺激し、この日は粉雪舞う天気でさながら別荘地にでも来ているような感覚にとらわれました。
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ここのところ雪の日が多い天気ですが、小和滝の家では外装の工事が仕上がりつつあります。
外装の殻の部分はガルバリウム鋼板のライトグレーメタリックでフラットに仕上げ、軒下の凹み部分は構造用合板にブラウンのオイルステインで『ワイルド』に仕上げました。
金属の硬質でクールなフレーミングの中に、このワイルドな構造用ラーチ合板との素材の対比が、建物を周辺環境に程よく対峙し、より魅力的に感じさせます。
来週はいよいよ外部足場が外され、建物の全貌が露になりますので低く抑えたスケール感がどのように映るかいまから愉しみです。
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軒下は垂木が表しで、これからブラウンに塗られます。
この大開口から、小和滝の桜の眺望と阿武隈川のせせらぎをひとりじめできます。
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クレバス状の通路の上を横断する、軽快な鉄骨階段も設置されました。
この階段で、ボリュームどうしの亀裂を渡るイメージです。
また、後日お話しますがこの建物に込めた意味にもつながる階段でもあります。
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設計監理をしていました(仮称)『小原田の家+アトリエ』がこの度、竣工を迎えることができました。
建物の設計者としてまたクライアントとして、いつもとは違う何か不思議な思いと共に、家族一同幸せを噛みしめています。
これから、この建物を家族みんなで楽しみ、育て、大切に使って行こうと思います。

最後に設計意図を深く理解し、精度の良い施工技術を持って施工に携わって頂いた、信和建設㈱をはじめとする全ての施工チームに感謝を致します。

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引渡しと同時に引越しもあり、なかなか片付きませんが今後、経過報告をして行きたいと考えています。
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