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小原田の家+アトリエ(仮称)のネーミングがようやく決まりました。(下記の説明文参照)
また、完成写真をアップします。(撮影 佐久間正人、一部 遠藤隆則)

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郡山市中心部にほど近い、古い商店や木造長屋が建ち並ぶ旧市街に造った自宅兼事務所の併用住宅です。
古い町並み特有の、間口が狭く奥行きがある土地を有効に使うのと、隣接する母屋との程よい関係を築くこと、ひとつ屋根の下で住宅と事務所がどのような関係であるべきかが最初の課題でした。
そこで外部環境に応じて大きさの違う4つの箱を長手方向にずらして置き、周辺との関係に隙間や余白をつくりました。
この小分けにした箱が長く連なり、凹凸のある金属のボリュームが陰影を生み出し、程良いスケールと距離感で周辺と対峙した関係を作り出すようにしました。
1階の道路に面した位置に事務所を路面店のように置き町に近づけ、住宅の玄関は母屋の庭側にとり庭を共有し、長いアプローチとして町からの引きと奥行きを取りました。
住宅と事務所は玄関の水場を持った『通り土間(ニワ)により、緩やかな結界で繋がっています。
2階に上がる途中の1.5階にスキップフロアーのプラットホームをつくり、2階のオープンなLDKと個室郡とをレベル差と距離感を持って長く繋げています。
町に対して程よく開きつつも、程よく閉じる一連の流れるようなつながりと奥行きのある空間が実現できたと思っています。
この計画が始まったのは今から約3年ほど前ですが途中、東日本大震災が起き一時計画が危ぶまれた時もありました。また台風による浸水被害など僕ら家族にとっては何度かの困難や苦難がありました。
しかし、そうしたさなか新しい命の誕生など嬉しい出来事もあり、この建物が僕ら家族にとっての『つながりの家』になりました。

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構造的なフレームも組み上がり、外壁の下地となる耐震ボード貼りが行われています。
インシュレーションボードと呼ばれているもので、湿気を逃がし通気性もあり更に耐震性能も備わっている優れものです。
この上に遮熱性のある透湿防水シートを貼り、通気胴縁を取り付け外壁を貼っていきます。
今回外壁は左官職人さんの手による、大壁工法でモノリシックな感じに仕上る予定です。
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公園側から見る。
手前左がリビング吹き抜け。
右が一部ピロティで庭と駐車場を通り抜けできる。
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北側道路より見る。
外壁の耐震ボードが貼られ、ボリューム感が出てきました。
この茶色っぽい感じも、意外にいい感じで好きです。
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屋根の外断熱材のウレタンボード厚さ50ミリを貼り通気層を取り、更に二重通気の防水シートを貼り遮熱・通気性を高めていきます。
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『公園の見える家』は上棟をしました。
この住宅地において、周囲の建物とは異なるイレギュラーな配置としているため、外壁が貼られピロティーの抜けの具合やボリューム構成がどのような見え方になるか楽しみです。
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公園を見下ろすリビングからの眺め。
全面ガラスになり、開放感と眺望は抜群です。
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リビング吹抜け見上げ。
勾配天井の表し垂木と天井高さ5.2mの吹抜けのダイナミックな空間。
L型に曲がった奥に子供スペースがあり、その上はロフトとなる。
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北側外観。
手前の突き出た部分がビルトインガレージとアプローチ部分。
左側はピロティーで庭に通り抜けでき、公園まで視線が抜ける。
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公園側からの眺め。
屋根勾配を持ったL型のボリュームが手前まで伸び、公園への眺望をつかまえる。
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