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『船引半島の家』は、めでたく上棟を迎えました。
一時台風並みの強風が吹く中でしたが、ご家族にとって思い出に残る一日となったことでしょう。
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上棟を祝う五色の旗と矢羽が、冬晴れの空に高らかに掛かりました。
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背後の山の稜線と呼応するように、緩やかな腰折れ傾斜屋根の輪郭が見えてきました。
これは冬の北西風を考慮した形にもなっています。
半島型の敷地やこれらの場所性、地域性などから形態が導かれました。
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槌打ちの義:建物の四隅をお酒で清め、棟梁に小鎚で隅を締めてもらい、安全で丈夫な住まいができあがるようお祈りしました。
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ご家族・両親・兄弟・子供たち・現場関係者も含め総勢約20数名の大勢の方に参加頂き、みんなで上棟を祝いました。
現場の構造用合板やツーバイ材と角材を使い、即席の長テーブルと長ベンチを作り、将来のLDKがパーティースペースに早変わりです。
お弁当と温かいけんちん汁、ごちそうさまでした。
そして今回はスルメイカを皆で食べるという習わしを初体験しました。
噛めば噛むほど味が出ることから、「幾久しくご縁が続きますように」という意味の縁起かつぎです。
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ここ最近は、季節外れの春のような穏やかな気候が続いています。
昨日は、現在進行している現場のチェックに行ってきました。
建設場所も郡山市の東側の三春町、そして県北の福島市、中通り中央部の大玉村です。
移動距離も往復すると約130kmぐらいあり、それぞれの建物は周辺環境や敷地条件・規模も当然それぞれ違います。こうして各現場をハシゴしてきましたが、建築条件とクライアントの思いとが合致し、初めて建築は実現するものと改めて感じました。
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まずは朝一で『三春の家』基礎の配筋検査をし、瑕疵保険の検査にも立ち会いました。
シンプルな矩形のベースは、周囲の里山の風景との関係が見えるようになってきました。

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それから福島市の『さくらの家』に高速道路で約60km北上。こちらも基礎の配筋検査です。
背後の吾妻山に抱かれるような場所。周囲の住宅地や道路交差点との関係、手前の一段高い公園側からの見え方など、徐々にではありますが、建物を取り巻く状況がリアルになってきました。

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そして郡山に高速道路を戻り足の途中、安達太良パーキングにてランチタイム。遠く安達太良山の麓に『陶芸工房ギャラリー』の現場があります。小さくて見えにくいですが、写真中央の赤い屋根の家の左隣です。
風景の添景となるべくして、時間と共に土着的な建築になれば良いと感じています。
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全てのサッシが取り付き外部と内部の関係も、だいぶ感じられるようになってきました。陶芸ショップと陶芸教室の外部には通路を兼ねた軒下空間があります。日本の家屋に昔からある縁側のようなスペースで、バッファーゾーンと呼ばれることもあります。日射と雨を防ぐのはもちろんですが、ワンクッション置くことで人と建物、建物と周辺環境との関係も調整してくれます。
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ギャラリー:内部との緩衝空間として機能し、将来的にはここで陶器市やマルシェなどのイベントが行われたら素敵だなと思います。一間(1.82m)の柱間と列柱がレギュラーに続いて行く。
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ショップからギャラリーを見る。
深い軒下空間が直射日光を遮り、程よい明るさのショップ空間。ガラス手前にはこれから陶器用の陳列棚が設置され、ショーウインドとして機能します。
こちらの天井タルキも45.5cmピッチの一定のリズムで、屋根勾配に沿ってレギュラーに登り続いて行く。
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今日から2月がスタートです。
先週末は、あいにくまたしても雪の週末となりました。
ここ三春でも20cmぐらいの積雪がありました。
そして深々と雪が降るなか、『三春の家』の地鎮祭が厳かに行われました。
土地選びから設計、そしてここまでだいぶ長く時間が経ちましたが、これからがいよいよ本番です。
寒い時期からの工事着工となりますが、5月末の完成に向けて施工者の皆様よろしくお願いいたします。
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雪の祭壇。
ご神職の笛の音が、雪の里山に響き渡りご家族の皆様にとっても記憶に残る地鎮祭となったことでしょう。僕も雪で何か清められたような、幻想的な気持ちになりました。
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この小高い敷地に片流れの小さな家が建ちます。
注意:スキー場ではありません。
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