2011年正月 東京の休日

部屋を雁行させた形状がそのまま外観に現れ、隣の部屋とのプライバシーや眺望が考慮されていて、陰影がとても美しい高層建築です。

光天井の照明が床面にバウンドして、美しい空間です。


腰の低い窓が幅いっぱいに取られているので、空間がそのまま赤坂のパノラマビューへと繋がります。(毎日天気が良く遠くの富士山も綺麗に見えました。)
また、天井の高さも2.4mと住宅スケールのモジュールでつくられていています。
その他家具や照明器具に至るまで建築家の丁寧なディテールでつくられていて、とても居心地が良い空間でした。


このようなアルコーブもデスク・ソファーとは別に設けられています。

今後は解体され、複合施設の建物に建替えられるそうです。
55年間、お疲れさまでした。
まだ少し時間がありますので、興味のある方は是非一度空間を体感しに行って見てください。