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『田園の家(でんえんのいえ)』というネーミングになりました!

日和田の家(仮称)のネーミングがようやく決まりました。(下記の説明文参照)
また、完成写真をアップします。(撮影 佐久間正人)
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郡山市郊外の住宅密度が低くなった先の、美しい田園風景に佇む住宅です。
アプローチの道路を向かって進み住宅地を抜けると、田園風景が一面に広がってきます。
道のカーブにさしかかると、ちょうど正面の先に小高く大木のある林が昔からのアイストップのように現れてきます。
敷地はこの林を背にした、前面の道路より1.5m程高い段々畑の一角に位置していていました。この場所は市街化調整区域でもあり、周辺の長閑(のどか)な田園風景は永続的に確保されていて、周囲に広がる変わることのない、このパノラマの田園風景やランドスケープが心地良く感じられるような空間性のある住宅にしたいと考え、「風景のトレース」をすることから設計がスタートしました。
建物は斜めに引かれた境界線により斜に構えた雁行(がんこう)配置とし、敷地の持つ高低差により立面・断面に段差が生まれ、空間のズレやスキップフロアー、ピロティーとして棚田状のランドスケープが延長され、顕在化(けんざいか)したような空間としました。また、建物を小分けにすることでボリュームを抑えると共に、陰影を生み出す金属の塊として風景に対峙させました。
1階は半地下状のピロティーのガレージと個室・水廻りを一連の土間空間としてまとめ、外部がそのまま内部に入り込んだような空間としました。2階は多目的スペース、客間、子供室にあてられ、これらのスペースと中間階であるスキップフロアーのLDKを経由した対角方向のつながりにより空間から空間へ、風景から空へ視線が抜け、外部があちらこちらから入ってきて距離感や広がり、自然の移り変わりを感じられるようにしました。
また、スキップフロアーと雁行した空間がズレながらも「ジグザグ」につながる立体的で不思議な奥行きを生み出し、自然にあるような心地よい居場所や寄付きを見つけることが出来ればと思います。
春の水田に映る空、雲の流れ。
夏の日の吹き抜ける気持ちよい風、辺り一面の緑の風景と棚田、水路のせせらぎ、蛙の大合唱。
秋一面の黄金色に染まった稲穂。
冬一面の雪の銀世界、雪化粧した安達太良山の吹き降ろし。
多角形な敷地境界、小高い丘の牧歌的な風景、大きなくぬぎと竹林、森林公園への眺望、新幹線の高架橋と車窓の灯り、観覧車の夜景、バイパスを行き交う車のライト、遠く山のシルエットに沈む夕日など、この住まいが家族にとっての記憶の風景となり拠り所となれば嬉しく思います。




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by maenaoarchi2010 | 2012-01-16 20:22 | 田園の家 | Trackback(1) | Comments(0)
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