『横塚の家』 完成写真
横塚の家の完成写真をアップします。 (撮影 佐久間正人)
郡山市中心部から新興住宅地に続く大通りから1本奥に入った、新しく開発された住宅地に建つ5人家族のための小さな家です。
近くには大型スーパーやホームセンター、クリニックなどが建ち並び、ここ数年で周囲にあった風景もだいぶ様変わりし近くには計画道路も予定されています。
しかし、この場所は住宅地の一番奥にあって南側の前面道路はカーブに面したオープンな広がりや、北側にはまだ穏やかな田園風景が広がっているどんづまりの場所でした。
この立地条件を活かした、ひとつ屋根の下で暮らすオープンでいて家族の気配をいつでも感じられる大らかな空間をイメージしました。
そしてコンパクトかつ合理的な空間とするため、極力無駄なスペースをつくらないようにプランの工夫をしています。
例えばオブジェの様に見える『リビング階段』もそのひとつです。リビングに面した階段に座ってダイニングキッチンやリビングとの会話に混ざったり読書したり、下は収納になっている大きな家具として考えました。
ワンルームのLDKは18帖とコンパクトですが、キッチンの作業スペースを一段下げ、ダイニングとの目線を近づけ、冷蔵庫や食器棚を大きな収納扉で隠し、生活感があまり表に出ないようにしています。
そしてキッチン~洗面・洗濯~浴室を北側一列にまとめ、一連の家事動線と給排水設備の合理的化を図りました。
また庭に面したリビングの大きな窓から、外の風景まで視界が広がり面積以上の空間の広がりか感じられます。
このように窓を風景や人の動線に伴った位置に取り付け、視線の抜けや光の入り方にも工夫をしました。
階段を2階に上がると朝日の当る東側正面に室内物干場を設け、各個室への廊下状のスペースを家族兼用の『ウォークスルークローゼット』として、その一角には小さなワークスペースのある、家族みんなで使えるスペースとしました。
南側のバルコニーに面した子供室は小さいながらも天井高さを上げ、屋根裏のロフトにつながっています。木のハシゴで木登りをするように、昇り降りできる『秘密の隠れや』的な楽しいスペースとしまた。
この数珠のようにつながった合理的な平面・立体空間がこの家の最大の魅力と言えます。
郡山市中心部から新興住宅地に続く大通りから1本奥に入った、新しく開発された住宅地に建つ5人家族のための小さな家です。
近くには大型スーパーやホームセンター、クリニックなどが建ち並び、ここ数年で周囲にあった風景もだいぶ様変わりし近くには計画道路も予定されています。
しかし、この場所は住宅地の一番奥にあって南側の前面道路はカーブに面したオープンな広がりや、北側にはまだ穏やかな田園風景が広がっているどんづまりの場所でした。
この立地条件を活かした、ひとつ屋根の下で暮らすオープンでいて家族の気配をいつでも感じられる大らかな空間をイメージしました。
そしてコンパクトかつ合理的な空間とするため、極力無駄なスペースをつくらないようにプランの工夫をしています。
例えばオブジェの様に見える『リビング階段』もそのひとつです。リビングに面した階段に座ってダイニングキッチンやリビングとの会話に混ざったり読書したり、下は収納になっている大きな家具として考えました。
ワンルームのLDKは18帖とコンパクトですが、キッチンの作業スペースを一段下げ、ダイニングとの目線を近づけ、冷蔵庫や食器棚を大きな収納扉で隠し、生活感があまり表に出ないようにしています。
そしてキッチン~洗面・洗濯~浴室を北側一列にまとめ、一連の家事動線と給排水設備の合理的化を図りました。
また庭に面したリビングの大きな窓から、外の風景まで視界が広がり面積以上の空間の広がりか感じられます。
このように窓を風景や人の動線に伴った位置に取り付け、視線の抜けや光の入り方にも工夫をしました。
階段を2階に上がると朝日の当る東側正面に室内物干場を設け、各個室への廊下状のスペースを家族兼用の『ウォークスルークローゼット』として、その一角には小さなワークスペースのある、家族みんなで使えるスペースとしました。
南側のバルコニーに面した子供室は小さいながらも天井高さを上げ、屋根裏のロフトにつながっています。木のハシゴで木登りをするように、昇り降りできる『秘密の隠れや』的な楽しいスペースとしまた。
この数珠のようにつながった合理的な平面・立体空間がこの家の最大の魅力と言えます。
by maenaoarchi2010
| 2012-08-07 14:15
| 横塚の家