『小和滝の家』 外観現る!
バックに控える山や林との関係から導かれた低く抑えたスケールと素材感が、周辺環境に程よく対峙しています。

手前阿武隈川の土手と並木に大きく開いた開口部と迫り出した外部デッキテラスが、この家の雰囲気を感じさせます。大開口部がスクリーンのように手前の木々を映しています。

凹み部分は構造用合板にキシラデコールで仕上げ、ボリューム感を出しつつ室内のプライバシーを考慮。

人の目線を気にすることなく、物干しやバスタイムなどが楽しめます。
2階は子供スペースの横長窓(リボンウインドー)で裏山の風景をパノラマに切り取り、四季折々の風景を楽しめます。
室内から外を見ると、隣家の存在を外した開口部が自然の風景を見せ、大開口部を開け放つと川のせせらぎが耳を刺激し、この日は粉雪舞う天気でさながら別荘地にでも来ているような感覚にとらわれました。