『香久池の家』 外壁工事が進んでいます。
今回は白い外壁を基調とし、凹んだ一部に板貼りのウエスタンレッドシダー(米杉)を貼り、凹凸感を出します。
今日は天気も良く、白い外壁と街路樹の緑と澄んだ青空のコントラストが美しく、夏とは違う眩しさを感じました。
もう秋が、すぐそこまで近づいて来ています。

手前の小さなボリュームがエントランス。
これから軒下部分にウエスタンレッドシダーが貼られ、焦げ茶色で仕上げます。

ゆるい坂道に面した高台で、大きな街路樹の緑と遠くの風景まで抜けた眺望が楽しめます。

この施工図は設計図を基に、現場監督が枠のチリや見付けなどの細かい納まりを、実際に施工業者や職人に伝えるために書き直した図面です。
この施工図が、建物の精度や意匠に大きく影響してきます。
現場監督の几帳面で丁寧な図面が、設計者の意図を現場に反映してくれます。
これが現場における設計監理の醍醐味でもあります。