『リボーンハウス:REBORN HOUSE』 解体開始。
いよいよ『リボーンハウス』の解体工事か始まりました。
まずは床や天井を剥がし、構造体を露にして痛み具合や設計図との精査をします。
いつもの新築工事とはまた違った、これからこの建物を再生するのだという不思議な緊張感を感じます。
南の庭側は、ほぼ全てサッシ開口部で、建物全体にも耐力壁と呼ばれる筋交いなどの入った壁がほとんど無く、大工さんも「よく今まで地震に耐えてきたな」とつぶやきつつも感心していました。
一部腐食や雨漏りなどの被害があるものの幸いにして、思っていたほど土台や柱などの構造体に傷みは少なく、ほっとひと安心。
すると小屋裏からこのようなものが。(写真中央部)
御幣(ごへい)や幣束(へいそく)という神様を祭るための縁起もので、当時のお施主様がこの建物に祈りを込めて納めたものです。
この思いをしっかりと受け継ぎ、未来へと再生したいと思います。
外観はこのような感じになります。
既存建物の形をベースに、増築による増築で屋根勾配にも段差がありましたがよりシンプルにし、余計な要素をそぎ落としたような純粋な形にします。
リビングから続く外部にはドックランのある広いテラスとし、目隠し塀を設けプライバシーと広がりを両立させます。
内部は曲面のある板壁を中心に設け、構造体として機能させると共にこの建物に居心地良さと新しい息吹を吹き込みます。
まずは床や天井を剥がし、構造体を露にして痛み具合や設計図との精査をします。
いつもの新築工事とはまた違った、これからこの建物を再生するのだという不思議な緊張感を感じます。
すると小屋裏からこのようなものが。(写真中央部)
御幣(ごへい)や幣束(へいそく)という神様を祭るための縁起もので、当時のお施主様がこの建物に祈りを込めて納めたものです。
この思いをしっかりと受け継ぎ、未来へと再生したいと思います。
既存建物の形をベースに、増築による増築で屋根勾配にも段差がありましたがよりシンプルにし、余計な要素をそぎ落としたような純粋な形にします。
リビングから続く外部にはドックランのある広いテラスとし、目隠し塀を設けプライバシーと広がりを両立させます。
by maenaoarchi2010
| 2014-03-07 13:48
| リボーンハウス