LA建築視察No.3

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ベニスビーチのローズカフェ。
この地区は古い倉庫をリノベーションしたレストランやカフェがたくさんあり、多くの若者たちで賑わっています。
ここで食べたランチのカレーもなかなか美味しかったです。
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近くにはフランク・ゲーリ―設計(1991年)による、シャット/デイ/モージョー広告代理店がありました。
世界で一番有名な双眼鏡のあるエントランスを持つ社屋で、右側は樹木を抽象化したメタリックフォレストと呼ばれる銅板の建物。
今見ると何かのテーマパークのような感じに見えました。
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ベニスビーチのローズホテル。
もともとはサーファーが宿泊する安ホテルをプラダ等の広告フォトグラファーとして活躍している:グレン・リッチフォードさんが買い取り、自分好みのデザインホテルに改装した建物です。
色々な雑誌やメディアに取り上げられ、今の西海岸を代表するスタイル。
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ローズホテルロビーラウンジ。ビンテージな家具が置かれ、リノベーションされたシャビーシックな空間が何とも居心地が良かったです。
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受付カウンターは元々の物を、手入れし使っているとのこと。
イサム・ノグチのあかりと背面のシャビーなスチールの黄色い伝票入れが、何ともおしゃれ。
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地元の建築家:デビット・ハーツさんの自邸。
3棟の建物で水盤のある中庭を取り囲む、アジアを意識した開放的な住宅で、ソーラーパネルによる発電や水盤による雨水利用、屋根には給湯器に温水を提供する放射加熱システムなどを取り入れた環境・住宅として、サスティナブル・リビング・アワード2004を受賞した建物。
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水盤に反射した光が欄間を通して天井に揺らぎ、気持ちの良いリビング。
欄間の下には、イームズオリジナルのギブスが飾ってありました。
プロジェクトに協力したデビットさんに、なんと奥様のレイ・イームズさんから直々に頂いた物だそうです。
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2階はデビットさんの奥様でフォトグラファーのオフィス。
独自に開発した軽量コンクリートのカウンターが渋い光沢を放ち、樹木を通して入ってくる乾いた風が気持ち良い。
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デビットさんはSCI-Arc :サイアーク出身で、その後LAの建築家ジョン・ロートナー(F・Lライトの弟子)に師事されていたそうです。(ジョン・ロートナー設計の住宅はLA建築視察No.4で紹介します
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深い庇と大きな木製建具が西海岸ならではのオープン・エアーで開放的な連続空間をつくり出しています。
因みにこの辺りは、夏でも蚊がいなく網戸もほとんどありません。羨ましい限りです。
他にも精度の高い全開口木製建具や組子階段、開閉する木製ルーバーのディテールなど見どころ満載。
これら環境に配慮し、土着性や風土を意識した建築、僕自身建築家として多くの見習うべきものがありました。
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by maenaoarchi2010 | 2014-10-27 21:59 | | Trackback | Comments(0)
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