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NEW 『陶芸工房ギャラリー』設計中。

東日本大震災により未だに、帰宅困難区域となっている浪江町大堀地区。
ここは350年前から続く大堀相馬焼の窯元が散在する焼き物の一大名産地で、当時は23軒の窯元がありました。
しかし、原発事故の影響で避難を余儀なくされ、今後もこの地区での再開が難しいことから、新天地として自然豊かな安達太良山のふもと大玉村に、工房と窯場、展示販売するギャラリーショップ、陶芸教室など多用途のスペースを今回設計させて頂くことになりました。
この伝統と歴史ある相馬焼のアイデンティティーを未来へと継承すべく、これが新たな起爆剤として相馬焼の魅力を相乗効果的に更に広め、この地に根差し風景となるような建築にしたいと考えています。
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深い軒を持つ列柱のコリドールの奥に空間が展開する
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軒先は低く抑えられ、登り窯のような緩い傾斜屋根の先に2本の窯の煙突が見える
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ギャラリー・ショップのイメージ 内装は麦わらボードで覆われる
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入口のイメージ