『三春の家』・『さくらの家』・『陶芸工房ギャラリー』
昨日は、現在進行している現場のチェックに行ってきました。
建設場所も郡山市の東側の三春町、そして県北の福島市、中通り中央部の大玉村です。
移動距離も往復すると約130kmぐらいあり、それぞれの建物は周辺環境や敷地条件・規模も当然それぞれ違います。こうして各現場をハシゴしてきましたが、建築条件とクライアントの思いとが合致し、初めて建築は実現するものと改めて感じました。

シンプルな矩形のベースは、周囲の里山の風景との関係が見えるようになってきました。

背後の吾妻山に抱かれるような場所。周囲の住宅地や道路交差点との関係、手前の一段高い公園側からの見え方など、徐々にではありますが、建物を取り巻く状況がリアルになってきました。

風景の添景となるべくして、時間と共に土着的な建築になれば良いと感じています。