
外観を覆っていたヴェールが外され、建物があらわになりました。
この建物が社会に対して開かれた時、設計者としてうれしい瞬間のひとつです。
今まで模型と設計図面で考えていたことが、風景に対してどのように見え、見られるか現実を突きつけられる瞬間でもあり、いつも緊張します。
写真左の建物はご両親の母屋で、低層のボリュームとすることで程よい間合いとスキマをつくり出しました。

北側の緑地帯からの眺め。
右低層部の上がデッキテラスになり、この緑地帯と庭を見下ろせる気持ちの良いスペースです。
(夏はここで花火大会の観覧やパーティスペースとして活躍しそうです。)

内部では鉄骨の軽快なスキップ階段も設置され、これで全てのフロアーがつながりました。
内装の塗装色も決まり、工事もいよいよ終盤にさしかかりました。