『三春の家』は本日、めでたく上棟を迎えました。
幸い天候にも恵まれ、穏やかな上棟日和となりました。

道路より少し小高い敷地。
軒先の高さをおさえた3寸勾配の屋根との相性、つながりも良い感じです。
土手に近づくと平屋の様にも見えます。

お昼は施主様の計らいで美味しい弁当と温かな豚汁をご馳走になり、ご家族、施工者、設計者のみんなでお祝いしました。
現場の断熱材を長テーブルに、垂木材をベンチにして簡易パーティースペースが出来上がりました。今日は風もなく天気も良く、木陰のちょっとしたピクニックのような気持ち良さです。

トップライトから空を眺めるご主人様。
連続する天井垂木と手の届くところに空があるような不思議な見え方に、しばらくの間見入っていました。サッシがまだ付いていないので、切り取られた空がまるで
ジェームズ・タレルのアートの様です。
今回の内装は、僕が今まで手掛けた建物にはない感じの仕上がりとなるので、とても楽しみです。
乞うご期待ください。

午後には屋根の遮熱外断熱材まで貼り始まり、これで降雨にもひと安心です。
サーフィンが趣味のご主人自慢の67年式ビートルとの写りも、いい感じです。