昨年より郡山市内で設計を進めていた、二世帯住宅の実施設計が出来上がりました。
敷地は南北に細長い土地で、各世帯の居住性とプライバシー、採光、通風を確保するため、町家のような中庭を光庭として設けました。
この中庭が二世帯間のほど良い関係性と居心地を生み出せればと考えています。
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手前は平屋、奥に二階建てのボリュームとして道路に対しての圧迫感を軽減している。
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南東側から見ると、平屋と二階建ての間に中庭の凹みがある
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屋根にはルーフバルコニーを設け、中庭と上下の連続性と屋根上の解放感と気持ち良さを生み出す。


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早いもので今週から、もう三月ですね。二月はなんかあっという間に終わってしまった感じがしています。今年は幸いにして去年のような大雪も降らず比較的暖かい郡山の冬です。
さて、正月からしばらく更新が途絶えていた「相生の家」ですが、春先の完成に向けて工事は順調に進んでいます。
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外装の緑色に見える遮熱防水シートも貼り上り、だいぶボリューム感が見えてきました。
これから軒下部分の外壁はウエスタンレッドシダーの板が貼られ、その他の部分は左官仕上げによる大壁となり、テクスチャーの違いが外観に凹凸のある表情を生み出します。
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コの字の建物で囲まれた中庭の感じも出てきました。
西側は近くを走る、わたらせ渓谷鉄道の線路と土手が見えます。
僕らが育った見慣れた風景も、中庭越しに見るとまた違った景色に感じられます。
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トップライトのある、ルーフテラスもこの中庭に面しています。
屋根を一部窪ませて、道路側からはあえて存在がわからないようなつくりにしています。
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中庭に面する1階LDKの感じも、見えてきました。
中庭を通して自分の建物を見る・見られる関係も、なかなか面白いものです。
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『相生の家』が上棟しました。
中庭とビルトインガレージを持つこの住宅、僕ら兄弟が生まれ育った故郷の地に見事に建ち上がりました。
当日は僕も含め総勢16名の大人数で、建て方が行われました。大工方、土建方、電気方、設備方、クレーン方、プレカット方、みんなでこの建物を組み上げ改めて建築は様々な方の協力で出来上がっていくということを思い返した一日でした。
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垂木はTJIというOSB合板を使った輸入材料を455ピッチで並べ、スパンをとばすと共に水平面の剛性を強化しています。
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昔からお世話になっている80歳になる大親方(写真中央)も現役で、組み方作業をしてもらいました。
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2階は一部ロフトのある空間で、立体的な空間利用をしています。
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中庭側から見る。
中庭を中心に、2階建てと平屋のボリュームがリニアーに並ぶ配置。
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建て主(兄)自ら木槌を握り、柱を建て込みました。
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昔祖父が使っていた古いミシン。これを今回リメイクしどこかに使おうと考えています。
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